ロンドン五輪4強入り 初戦スペイン戦の勝利が大きかった
関塚ジャパンは気持ちを切り替え、メダルをかけて3位決定戦に臨んだ。相手は宿命のライバル韓国。彼らは「メダルを手にすれば兵役免除」という大きなボーナスを手にする。韓国は「日本に勝つ」ためのサッカーを仕掛けてきた。中盤を省略し、ロングボールを前線のパク・チュヨンと187センチのチ・ドンウォンに合わせ、パワープレーで攻め続けた。
空中戦で目測を誤った吉田が、後方にボールをそらしてカウンターを許すなど日本はミスも目立ち、0-2と今大会2度目のノーゴール試合となり、メダルにたどり着くことはできなかった。