【バド】山口茜敗退…宿敵プルサラは実力、カネ、美貌“三拍子”揃ったインドの国民的ヒロイン
バドミントン女子シングルス準々決勝で、世界ランキング5位の山口茜(24)は、前回リオ五輪の銀メダリストで同7位のシンドゥ・プサルラ(26=インド)に0―2で敗れ、準決勝進出を逃した。試合後、「応援してくれる人のおかげで試合をする舞台をもらったのに、結果で応えられなくて凄く悔しい」と涙を流した。
一方のプサルラは179センチの長身から繰り出す強打、堅守が武器。2016年のリオ五輪で奥原希望に勝って銀メダルを獲得すると、インド国内は大騒ぎになった。アメリカの大手スピーカーメーカーJBLやブリヂストンといった企業が次々とスポンサーにつき、イメージモデルにも抜擢された。
■年収9億円
米経済誌フォーブスが公表した18年の「世界で最も稼ぐ女性アスリート」によると、年間850万ドル(約9億3000万円)で7位。上位10人中8人はテニス選手が占める中、バドミントン選手でただ一人ランクインを果たした。実力、カネ、そして美貌の「三物」を兼ね備える国民的ヒロインには、インド女子選手初の金メダルしか見えていない。