【卓球】男子団体銅メダルも…水谷隼の後継者がいない大問題!
「パリではぜひ後輩たちが頑張って、金メダルを取ってほしい」
そう話したのは、卓球の水谷隼(32=世界ランキング20位)。6日、卓球男子団体3位決定戦の第4試合にストレート勝ち。銅メダル獲得に貢献した。
7日に記者会見し現役引退の意向をを表明した水谷。東京五輪が競技生活の集大成となったわけだが、託すべき後進は思った以上に育っていない。
女子は世界ランキング50位以内に9名が名を連ねているのに対し、男子約半数の5名。今回の代表メンバー各3名を除けば、50位以内の選手が女子6名に対し、男子は2名だけだ。
女子は今回代表に選ばれたエースの伊藤美誠(20=同3位)や団体メンバーの平野美宇(21=同12位)が3年後のパリ五輪でも有力候補。3番手も、リザーブだった早田ひな(21=同26位)、長崎美柚(19=同56位)、木原美悠(17=同49位)など、次世代が育っている。ダブルスの木原と長崎は2年前のワールドツアーで東京五輪中国代表で伊藤に勝った銀メダリストの孫穎莎と女子団体金のメンバー王曼昱ペアを破った経験を持つ。