それでもシュートの精度に低さには、どうしてもモノ申したくなる。
選手によって「得意とするシュートの形」は違う。選手同士がイメージを共有しながら練習で擦り合わせ、試合で結果を残してもらいたい。
中国戦の最中に「宇宙開発」という言葉を思い出した。ゴールのクロスバーの上を大きく外れて「まるで宇宙まで飛んでいきそうなシュート」を揶揄する言葉。最近は耳にすることもなくなったが、MF遠藤とDF長友が「宇宙開発」をやってしまった。2人とも欧州で実績のある選手。「シュートは枠内」という見本を見せてほしい。
(構成・日刊ゲンダイ編集部)