佐藤輝の二軍落ち“秒読み”に虎フロント真っ青…ドル箱ルーキー不在は入場料・グッズ収入を直撃

公開日: 更新日:

「営業にとって9、10月は最後のかき入れ時。コロナ禍で観客動員に上限が設けられる中、一人でも多くのお客さんに球場に足を運んでもらい、グッズを買ってもらいたい。いくらチームが好調とはいえ、佐藤輝見たさに球場にやってくるファンも少なくない。佐藤輝が一軍からいなくなれば、チケットやグッズの売り上げも左右しますから」

 阪神は12球団の中でも、営業面を重視する球団として知られている。

「金庫のカギを握っている親会社の阪急阪神HDとしても、コロナ禍で入場料収入が激減する中、球団の売り上げを注視している。矢野監督が球団から支持されているのも、就任1年目に年間300万人の観客動員数の実績があればこそ。球団が矢野監督に佐藤輝起用の要望を出すことはないが、すでに『ドル箱』となった佐藤輝が一軍で活躍してくれるに越したことはありません」(前出のOB)

 佐藤輝の復活を願うのは、現場やファンだけではない――。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…