呪い解けない東京五輪「メダルの金メッキ剥がれ」訴え相次ぐ…製造した造幣局に原因を聞いた
もしかしたら、あのメダルも……。
名古屋市の河村たかし市長(72)が、表敬訪問に訪れた東京五輪女子ソフトボール日本代表の後藤希友選手(20)の金メダルに突然、しゃぶりついた“噛み付き事件”で、日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(64)は4日、同委員会を通じて新しい金メダルが後藤に届けられていたことを明かした。
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最低でも5万4000円と試算されていた原材料費については、JOC側が負担したといい、河村市長の費用負担の申し出については、五輪憲章を理由に「政治的な寄付は受け入れられない」として断ったという。
「呪われた五輪」として最後の最後までケチがつく形となったが、まだ“呪い”は終わっていなかった。今度は東京五輪テコンドー女子金メダリスト(49キロ級)のパニパク・ウォンパタナキト選手(24・タイ)が、「メダルの表面が剥がれた」と訴えているからだ。