ヤクルトCS進出決定!打つわ盛り立てるわ“村上監督”の素養を恩師に聞いた
6日の巨人戦に3―0で勝ち、5連勝でCS進出を決めた首位ヤクルト。不動の4番としてチームを牽引しているのが村上宗隆(21)だ。
4年目の今季は打率.282、38本塁打(セ1位タイ)、104打点(セ2位)と大活躍。その成績もさることながら、ベンチでも存在感を見せる。
この日、八回にダメ押しの適時二塁打を放つなど全4打席で出塁。五回に中村が先制の適時二塁打を打った際には、大声を張り上げながら両腕を突き上げてガッツポーズ。一軍に定着して以降、もり立て役としての働きぶりは特筆もので、味方が勝ち越し本塁打を放とうものなら、はじける笑顔でこれでもかというほど手を叩き、ナインをかき分けてイの一番に迎え入れる。負けている試合であってもベンチから身を乗り出して味方を鼓舞。
5日の巨人戦では、0―0の三回1死一、三塁の場面で遊ゴロを放つも、気迫のヘッドスライディングで併殺打を免れ、三走の青木が生還。チームに先制点をもたらし、勝利をたぐり寄せた。
今やチームの顔となった男が率先してチームをもり立てる姿勢に、ネット上では「村上監督」との異名が付けられているほどだ。