V逸巨人指名の即戦力3投手に原監督ご満悦だが…早くもスカウト部が戦々恐々のワケ
12日の阪神戦に敗れ、今季のV逸が決定した巨人。前日のドラフト会議では外れ1位で最速157キロの剛腕・翁田大勢(22=関西国際大)の交渉権を獲得した。原監督は「右投手では1位の評価。ややスリークオーター気味でウチにはいないタイプ」と絶賛。本格派左腕の2位・山田龍聖(21=JR東日本)、最速152キロの直球を軸に制球力が武器の3位・赤星優志(22=日大)とタイプの異なる3投手を指名し、「十分戦える」とうなずいた。
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さるチーム関係者がこう言う。
「原監督はドラフト前に『右の変則系』『左腕』など幅広く即戦力投手を指名する方針を打ち出した。特に横手系の変則右腕の獲得は絶対で、1位で指名できたから見送ったが、下位で別の社会人投手をリストアップしていたほど。これは現場の強い要望だった。今回は新任の水野雄仁スカウト部長が取り仕切った形でのドラフト。7日に就任したばかりですが、去年のこともあるので、今年こそ新人に頑張って欲しいんです」