巨人9連敗ついに借金生活…原監督“居座り”濃厚で責任問題の矛先がコーチ陣に

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■「中3.5日」登板も止められず

 先発投手陣は9月に入り、原監督の「火曜日に投げた人が中4日で日曜に放るのが理想」という方針により、中5日、時には中4日での登板を強いられている。5人の中4日の間隔を見てみると、「火曜のナイターから日曜のデーゲーム」というケースが多い。8月31日~9月5日のメルセデス、同7~12日の菅野はナイターだったが、同21~26日(14時開始)の山口、同28日~10月3日(14時開始)の戸郷、同5~10日(13時30分開始)の高橋は、中4日よりさらに短い間隔で登板したことになる。

 巨人OBで元投手コーチの高橋善正氏がこう言った。

「実質『中3.5日』ですね。優勝がかかった最終盤や負けたら終わりのポストシーズンならまだしも、そんな過酷な登板を9、10月の2カ月にわたって強いるのだから、投手が調子を落とすのは当然です。今は良くても、来年以降に若い戸郷(21)や高橋(24)が故障をするようなら、暗黒時代に突入してしまう。投手コーチは何も言わないのでしょうか」

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