鈴木誠也を「レッドソックスら金満3球団が興味」 ロックアウト中なのに米紙連日報道のナゼ
市場が凍結されても有力銘柄が活発な「値動き」を見せている。
新労使協定が合意に達せず、施設などを封鎖するロックアウト(LО)に突入し、全ての契約交渉が禁止されているにもかかわらず、日本人外野手の周辺がかまびすしいのだ。
ここにきて、今オフのFA市場の目玉選手の去就に関する報道が相次いでおり、広島からポスティングシステムでメジャー移籍を目指す鈴木誠也(27)も例外ではない。6日にはレッドソックスの地元紙などが鈴木に関する情報を掲載。LО前に外野手を放出したレ軍の他、ヤンキース、ブルージェイズのア・リーグ東地区の金満3球団が強い関心を示しているとした。
さらに7日には、ニューヨーク・ポスト紙(電子版)が「ヤンキースが最も積極的に動いている球団のひとつ」と報じるなど、米メディアは通常のストーブリーグと変わらず、各球団の動向を伝えているのだ。
■マイナー選手を“隠れ蓑”に目玉選手も売り込み
新労使協定が合意に達しLОが解除されるまで、各球団のGMは、選手の代理人と接触できない。