鈴木誠也にMLBロックアウトはむしろ追い風! 金満Rソックス、ヤ軍も参戦で市場価値が爆騰
ロックアウトにより移籍市場が凍結されたというのに、日本人外野手の注目度が日増しに高まっている。
大リーグの移籍情報サイト「トレード・ルーモア」は日本時間6日、広島からポスティングシステムでメジャー移籍を目指す鈴木誠也(27)の特集記事を掲載。レッドソックス、ヤンキース、ブルージェイズのア・リーグ東地区の3球団が「獲得に向けて積極的だ」と報じ、中でも有力視されているのがレッドソックスとしている。
レ軍はロックダウンに突入する1日までに右翼のレンフロー(29=今季打率.259、31本塁打、96打点)をブルワーズに放出したため「スズキは同じ右打ちのレンフローに代わって右翼の穴を埋めることになるだろう」と分析。記事では宿敵ヤンキースに加え、ブルージェイズも鈴木に関心を寄せており、ア・リーグ東地区の金満球団が獲得に動くと予想した。
■新労使交渉は依然として平行線も…
現在、大リーグ機構、選手会とも年俸総額の上限、FA権取得期限などを巡って互いに主張を譲らず、交渉は依然として平行線のまま。移籍交渉再開の見通しすら立っていないが、今回のロックアウトはむしろ、鈴木にとっては追い風になるという。