ノーテンダー大田泰示めぐり争奪戦に! “蚊帳の外”の巨人がピリピリ警戒する移籍先
水面下で争奪戦が繰り広げられている。
日本ハムから条件提示なしのノーテンダー、つまり、事実上の戦力外として自由契約になった大田泰示(31)を獲得すべく、DeNAが交渉準備を開始。東海大相模出身の大田に地の利を武器にアタックすれば、出身地の広島もメジャーに移籍する鈴木誠也の後釜として補強候補の最上位にリストアップしている。
「2019年に20本塁打をマークするなど昨年まで4年連続2ケタ本塁打の大田の長打力を高く評価するロッテの井口監督も球団に獲得を要望しているそうで、ほかにも右の外野手が補強ポイントになっている中日も興味を示していると聞いている」(球界関係者)
■原監督の本音は“パに行ってくれ”か?
17年に巨人から日本ハムに移籍して才能が開花した大田は、今季こそ打率.204、3本塁打と極度の打撃不振に陥ったものの、日本ハムでの5年間で打率.268、66本塁打、270打点。パワーのある打撃に加え、走力と守備力も高い。今季年俸1億3000万円のその大田が自由契約となり、5000万円前後で取れるとなれば、複数球団が群がるのも道理。前出の関係者が言う。