巨人岡本が9000万円増3億円で更改…V逸でも大幅UPはメジャー行き「引き留め料」込み

公開日: 更新日:

「はっきり明言はしていなくても、メジャー志向があります。これまでポスティングを認めていなかった球団も、2年前に山口、1年前に菅野と相次いで同システムを使ったメジャー移籍を認めたように、主力として貢献した選手には柔軟に認める方針に変化している。次に適用の議論になりそうなのが、主砲の岡本なのです。現行のルールでは国内FA権取得は8年、海外FA権を取るまでに9年かかります。あと3年ほど4番としてチームに貢献すれば実働7年。この辺りで球団に直訴する可能性があるとみられています」

■菅野引き留めの重要度が下がる

 この関係者が続ける。

巨人にとってこれまでは、エース菅野の流出が懸念材料だったが、2年連続で残留の道を選んだ。本人は『まだ諦めたわけじゃない』と言うが、32歳という年齢からみても、球団としての引き留めの重要度は下がっている。来オフ、もし『出たい』と言われても強く慰留しないかもしれない。これからは、数年後を見越した岡本の引き留めが最優先事項になりつつあります」

 V逸したにもかかわらず、1億円近い大幅アップを勝ち取った裏には、2年連続2冠に対するものだけではない「引き留め料」が含まれているともっぱらだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…