小林陵侑は北京金メダルの最右翼だが…五輪イヤー「ジャンプ週間王者」に不吉なジンクス
日本のエースジャンパーが本場欧州の伝統ある大会で2度目の頂点に立った。
ノルディックスキーの男子ジャンプは6日(日本時間7日未明)、オーストリア・ビショフスホーフェンで個人第13戦を兼ねたジャンプ週間第4戦を行い、小林陵侑(25)が1、2回目とも133.5メートルの合計277.8点で5位。4連勝の完全制覇はならなかったが、2018-19年以来3季ぶり2個目のゴールデンイーグル(総合優勝者に贈られる黄金のワシのトロフィー)を手にした。
【写真】この記事の関連写真を見る(08枚)
欧州のメディアは本場の選手を抑えて総合優勝した小林を北京五輪の本命に位置付けているが、しかし、楽観視はできない。
五輪イヤーのジャンプ週間王者は、本番で金メダルを獲得できないジンクスがあるからだ。
■船木和喜、カミル・ストッフも苦しんだジンクス