巨人・新助っ人ポランコが猛打賞&決勝打デビュー それでも安心できない「4打席目の三振」
巨人の新外国人、ポランコ(30=元パイレーツ)が勝ち越し打を含む3安打で上々のデビューを飾った。
中日との開幕戦に「3番・右翼」で出場。同点に追いついた五回2死二塁で中日先発・大野雄のフォークを右前へ運び、初回と四回にはいずれも中前打を放った。いきなり猛打賞の活躍で4-2の勝利に貢献し、原監督は「相手の先発投手(大野雄)には毎年苦しめられている。初顔合わせで打ってくれたのは大きい」と喜んだ。
メジャー通算96発の左の大砲は、来日早々の打撃練習でスコアボードを越える特大弾を放ち、周囲の度肝を抜いた。が、一軍合流当初は安打が出ず、阿部作戦兼ディフェンスチーフコーチが「コンパクトに振ろう」と助言。オープン戦最終戦の11打席目に初安打が飛び出していた。
■ウォーカーはまともに送球できない
オープン戦は12球団最下位のチーム打率.215にあえいだだけに、もう一人の新助っ人・ウォーカーもベンチ入りしたが、こちらは「時間がかかりそう」と、さるチーム関係者がこう言った。