大低迷の阪神に後任監督人事と並ぶ重大案件! 抑え岩崎優&エース西勇輝がFA流出危機
「敵地で12戦未勝利」「最短で4月29日に自力V消滅」……。
阪神は21日のDeNA戦、1-3で迎えた四回に代打・小野寺の満塁弾で一度は勝ち越しに成功したものの、2番手の馬場が2イニング目となった五回に集中打を浴びるなど3失点を喫して逆転を許し、六回雨天コールド負け。ハマスタでは15年ぶりの同一カード3連敗で3勝19敗1分けの借金16。セ・リーグの借金を丸抱えするなど、黒歴史の終わりが見えない。
そのチームで今季、矢野燿大監督(53)の後任監督人事と並び、重大案件となっているのが主力2投手のFA問題である。
とりわけ、3日に国内FA権(7年)を取得した新守護神・岩崎優(30)の流出は何が何でも防がないといけない。
今季の岩崎は7点差から大逆転負けを喫したヤクルトとの開幕戦こそ1失点したものの、以降の6試合は無失点。スアレスの代役として抑えを託されてから、2セーブをマークしている。昨夏の東京五輪では日本代表のセットアッパーとして活躍するなど、2013年ドラフトで最下位の6位で入団した男は今や、チームに欠かせない存在だ。