大低迷の阪神に後任監督人事と並ぶ重大案件! 抑え岩崎優&エース西勇輝がFA流出危機
「昨季はリーグ2位の41ホールドをマークし、年俸9500万円から5500万円増の1.5億円でサインした。過去3年間の通算防御率は1.85。プロ入りから昨年まで8年連続で昇給するなど、タフで安定感もある。当然、他球団も高く評価をしている。12球団を見渡しても左投手の抑え、セットアッパーは少ない上に、年俸も決して高くはない。岩崎が手を挙げれば、複数球団による争奪戦は必至です」(パ球団編成担当)
■西は次期監督が去就に大きく影響
18年オフにオリックスからFAで入団した西勇輝(31)も今季で年俸2億円の4年契約が満了。順調にいけば、今季中にFA権を再取得する。
「今月5日のDeNA戦(甲子園)で完封勝利を挙げ、開幕からの連敗を9で止めた。阪神での通算成績は28勝23敗(21日現在)。昨季まで3年連続で規定投球回に達し、エース格としてローテを守り続けている。ただ、阪神入団時から恩義を感じている矢野監督が今季限りで退任、後任にはオリックス時代の監督で、ソリが合わなかったと言われている岡田彰布元監督が再登板する可能性もある。他球団も動向を注視しており、去就は流動的かもしれません」とは、阪神OB。
阪神が19年から昨季まで3年連続でAクラス入りしたのは、強力な投手陣が揃っていたからこそ。エースと抑えが流出するようなら、それこそ暗黒時代に逆戻りするかもしれない。