関脇・若隆景インタビュー 小兵にして正統派の矜持「下からの攻めを貫いてきました」

公開日: 更新日:

「やっぱり、最後の方は硬くなることもありましたよ。それでもなるべく平常心を心がけて相撲を取っていました。(千秋楽に)本割で負けて花道を下がるときも、『次の相撲(優勝決定戦のこと)がある』と」

 ──入門当初の荒汐親方は元小結・大豊。現在は元平幕・蒼国来。2人から教わったことで印象に残っていることは?

「先代からは『前に出ろ』と。とにかく『下から当たって前に出ろ』と、稽古場では言われ続けていました」

 ──今の師匠からは?

「今の親方からは『本場所は緊張するかもしれないけど、楽しんで相撲を取ってこい』と言われています」

 ──-楽しむ……ですか。

「難しいですね。なかなか楽しむというのは難しいかもしれないけど、とにかく一生懸命に相撲は取っています」

 ──ファンの間からは祖父である元小結・若葉山の名前を継いでほしい、という声もある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  2. 2

    「高額療養費」負担引き上げ、患者の“治療諦め”で医療費2270億円削減…厚労省のトンデモ試算にSNS大炎上

  3. 3

    萩原健一(6)美人で細身、しかもボイン…いしだあゆみにはショーケンが好む必須条件が揃っていた

  4. 4

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  5. 5

    “年収2億円以下”マツコ・デラックスが大女優の事務所に電撃移籍? 事務所社長の“使い込み疑惑”にショック

  1. 6

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  2. 7

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…

  3. 8

    日本にむしろ逆風…卓球王国中国で相次ぐトップ選手の世界ランキング離脱と進む世代交代

  4. 9

    「(来季の去就は)マコト以外は全員白紙や!」星野監督が全員の前で放った言葉を意気に感じた

  5. 10

    迷走するワークマン…プロ向けに回帰も業界では地位低下、業績回復には厳しい道のり