日本ハム清宮が自己最多8号も崖っぷち変わらず…新庄監督の“バッサリ”に例外なし

公開日: 更新日:

 日本ハム清宮幸太郎(23)が久々に快音を響かせた。

 3日のオリックス戦。2点を追う七回に右翼席へ特大のアーチ。今季8本塁打目となり、自己ベストを更新した。

 もっとも、リーグ戦再開以降は低迷。この日を含めた11試合で36打数5安打、1本塁打、打率.139。ほとんど毎試合にフル出場しながら、本塁打は6月8日のDeNA戦以来、17試合ぶりだ。

 新庄剛志監督(50)は6月に入ってから、「チルドレン」と言われる今川優馬(25)と万波中正(22)を今季初めて二軍に落とすなど、容赦ない入れ替えを行った。

 そこで清宮だ。新庄監督から「あんな(走塁)ミスしていたら一生、上へ上がれない」と激怒されたり、フライを落球した際は「星が(目に)入ったかもしれない」などと皮肉られながらも、一軍から振るい落とされずにいる。

「清宮は高校通算111本塁打を打ち、ドラフトでは7球団が競合。知名度や注目度はチームの中で群を抜いていて、潜在能力も高いとみられている。だからこそ新庄監督も度重なるミスやボーンヘッドにも目をつぶってきたのですが、ここにきてチームはトライアウト一辺倒から勝利も追い求めるようになってきた。新庄監督がフロントに左腕の強化を要望、実際にメネズを獲得したのもそんな事情からです。清宮も結果が伴わなければ容赦なく二軍に落とされますよ」(球団OB)

 新庄監督もいざとなったらバッサリやるというのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇