巨人が4戦連続満塁弾を食らう…プロ野球ワースト不名誉記録を生んだ“真犯人”は誰だ?

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 巨人が18日のヤクルト戦で、不名誉なプロ野球新記録となる4試合連続満塁弾を食らった。

 初回、先発の菅野智之(32)が村上、サンタナへの連続四球などで2死満塁とすると、6番オスナに151キロの外角高めの直球を右翼席に運ばれたのだ。

 巨人は15日の広島戦で7番手・菊地が磯村に、16日に2番手・戸根が長野に、17日には2番手・鍬原が代打・堂林に満塁本塁打を被弾し、今季ワーストタイの5連敗。球団史上初となる3戦連続満塁弾を浴びて4年ぶりの5位に転落した原監督は、「満塁ホームラン? 私とコーチ陣の指導が悪いということ」と振り返っていたが、その通りではないか。

 巨人OBで元投手コーチの高橋善正氏がこう言った。

「満塁本塁打をされている球はいずれも甘い。広島戦から配球が外角に偏っていて、それを打たれている。この日も初回にサンタナに6球、オスナに5球、計11球も外角を続けて打たれた。今の菅野にしては珍しく150キロを超える球だったが、内角を見せていないために、相手打者に思い切って踏み込まれ、捉えられた。この日の捕手は岸田だったから、正捕手・大城の単調な配球を変えたいという首脳陣の意図はあったでしょう。7回途中10安打7失点の菅野は打たれ過ぎですが、捕手を代えても結局、配球はあまり変わっていなかった。捕手のリード、それを指導する首脳陣の問題は大きいでしょう」

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