世界陸上の新種目 男子35キロ競歩で川野将虎が「わずか1秒差」の銀メダル
陸上の世界選手権(米オレゴン州ユージン)は24日(日本時間25日)、新種目の男子35キロ競歩を行い、川野将虎(23)が2時間23分15秒で銀メダルを獲得した。
川野は5人の先頭集団で30キロを通過。歩型違反で待機処分を科されたり、脱落する選手を尻目に上位をキープし、33キロ付近ではマッシモ・スタノ(30=イタリア)との一騎打ちに。残り1キロを切ったところで、スタノに5メートル差をつけられると、川野は帽子を脱ぎ捨てて追いすがったが、1秒及ばず2位に終わった。
∇川野の話「(スタノは)すごい強い選手で自分のレベルではかなわない。ここから鍛え上げたい。慢心せず、次の世界陸上、パリ五輪に向かって頑張っていきたい」