8.6開幕!夏の甲子園大会「完全予想」初戦で残る・散る高校は?【対戦表付き】

公開日: 更新日:

第3日=8日 第1試合はプロ注目の大型右腕・田中を擁する日本文理が海星に勝つ。第2試合はチーム打率.429の破壊力を誇る山梨学院が天理とのセンバツ出場校対決を制す。第3試合は敦賀気比が高岡商を下す。第4試合は激戦・千葉を制した市船橋が興南の147キロ右腕・生盛を攻略して勝ち上がる。

第4日=9日 第1試合は三重と横浜が激突。スポーツライターの美山和也氏はこう見る。

「横浜は神奈川大会の決勝で宿敵・東海大相模打線を2安打完封した2年生エース左腕・杉山の安定感が光ります。捕手の玉城主将、遊撃の緒方らが鉄壁の守備陣を支えていて、かつて強かった頃のスキのない横浜を彷彿とさせます。三重も昨夏の甲子園を経験していますが、横浜が勝つでしょう」

 第2試合は日大三と聖光学院が対戦。前出の美山氏が続ける。

「日大三は西東京大会6戦で74安打。チーム打率.413で例年通りの強力打線でありながら、犠打や走塁を絡める緻密さで勝ち上がりました。かつては“鬼”と恐れられた小倉監督も最近はあまり怒らずに褒めて伸ばす指導法にチェンジしているそうです。“仏”に変身した小倉監督は2011年以来となる日本一を狙っています。センバツでは同じ東京の二松学舎大付が聖光学院に敗れていますが、日大三がリベンジするでしょう」

 第3試合は安定した戦いぶりで春夏連続出場を決めた二松学舎大付がMAX148キロを誇る好投手・森谷擁する札幌大谷を下す。第4試合は井上、小西、山口と多彩な投手陣を擁し、百戦錬磨の鍛治舎監督率いる県岐阜商が社を倒す。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…