五輪卓球金・伊藤美誠に何が? 国内3大会連続敗戦のウラ側と五輪選考めぐるゴタゴタ

公開日: 更新日:

 苦戦が続いている。

 14日に幕を閉じたTリーグ個人戦。優勝したのは東京五輪で3つのメダルを獲得した伊藤美誠(21)、ではなく早田ひな(22)だった。伊藤はベスト8で姿を消した。

 今年6月の世界ツアーで優勝するなど、海外での活躍は依然としてめざましい伊藤だが、ここ最近は国内での苦戦が目立つ。4月のアジア大会では当時17歳だった木原美悠(18)に敗戦。国内選考会は3大会連続で優勝を逃した。

「(国内で)負ける回数が増えている。勝ち続けるって難しい。中国選手とはまた違い、国内での自分自身の実力はこのくらいなんだと知れた。そういう部分でも勝っていくのが本物。どんな場面でも大丈夫という状態に持っていくことが大切」

 伊藤はTリーグ個人戦の敗戦後、こう危機感を口にした。

■頑なに拒否してきたTリーグに参戦

 女子シングルスの世界ランクトップ4はすべて中国選手。彼女たちは国内の「超級リーグ」で研鑽を積み、世界戦でも敵なし。伊藤の言うように、相手が誰であろうと勝つのが「本物」ではある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    「相棒」芹沢刑事役の山中崇史さんが振り返る俳優人生…地下鉄サリン事件「忘れられない」

  3. 3

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    西武・鳥越裕介ヘッドコーチ「厳しく指導?僕は基本、怒らないんですよ。ただ…」

  1. 6

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  2. 7

    ニデック永守重信会長の堪忍袋の緒が切れる? 「売上高4兆円」達成に不可欠な牧野フライスの買収が難航中

  3. 8

    兵庫県・斎藤知事パラハラ認定にも無敵の“居座り” 「公務多忙」理由に第三者委報告書にコメントしない厚顔

  4. 9

    佐々木朗希「通訳なし」で気になる英語力…《山本由伸より話せる説》浮上のまさか

  5. 10

    復権狙う自民旧安倍派にトドメ!「10万円商品券」配布問題でチルドレンが石破首相に“助け船”の爆弾証言