伊藤美誠も参加OKに…卓球Tリーグ個人戦「非所属選手も出場可」の意図をリーグに直撃

公開日: 更新日:

 門戸開放となった。

 卓球Tリーグが初めて開催する「Tリーグ個人戦」(8月13、14日)の出場選手基準を発表。Tリーグ登録が出場の第一条件だが、日本卓球協会の強化指定選手であれば非所属選手でも出場できることになった。

 つまり、これまでTリーグへの参加を見送ってきた伊藤美誠(21)も参加できることに。全日本選手権で男子シングルスとダブルス2冠の戸上隼輔(20)、東京五輪のリザーブメンバーで戸上とダブルスを組む宇田幸矢(20)はドイツのブンデスリーガ参戦を決め、来季のTリーグに登録していないが、彼らも参戦可能となる。

 このTリーグ個人戦は2024年パリ五輪代表選考対象大会で、優勝者には最大25点が付与される。通常のTリーグも今季から五輪の選考ポイント対象。1勝につき1点が加算される(来季は1勝2点)が、このTリーグのポイントをめぐっては、以前から選手の不満が出ていた。

 伊藤は「Tリーグで全勝した選手と、海外で勝ってもポイント差が変わらない。悪いわけじゃないけど、Tリーグだけじゃなくて選手一人一人がいろんな場所で活躍できるのが大事」と話していた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇