曙が述懐した大関カド番の重み「小錦関との一番、あの日だけ休場したかった」

公開日: 更新日:

 秋場所は11日に初日を迎える。名古屋場所ではコロナ関連の休場力士が続出。特に途中休場が多く、番付上の扱いが注目されたが、全休と同様にコロナ特例を粛々と適用し、休場前に勝ち越し・負け越しが決まらなかった力士は据え置いた。

 勝ち越し・負け越しが決まった者は、据え置き力士を飛び越えて昇降させたと考えればいい。

 やや上がり過ぎの力士もいれば、7勝8敗で下がらなかった力士もいるが、平時でも存在する番付運とコロナが重なった結果か。

御嶽海は先場所の「コロナ休場」が救いに

 御嶽海の休場が決まったのは、大関カド番で2勝4敗となった後。皆勤したら負け越しただろうから据え置いてカド番をやり直すのは甘い、などの厳しい声が聞かれた。取っていない相撲の白黒を想定して番付を決めるわけにはいかないが、昇進後のふがいなさが言わせるのだろう。

 大関カド番が「2場所連続負け越しで転落、翌場所関脇で10勝すれば復帰」となったのは1969年名古屋場所から。以来、大関の地位を守れなかった例が、その場所限りで引退した大関や不祥事による朝乃山を含めて28回ある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  4. 4

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 7

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  3. 8

    和田アキ子戦々恐々…カンニング竹山が「ご意見番」下剋上

  4. 9

    紀香&愛之助に生島ヒロシが助言 夫婦円満の秘訣は下半身

  5. 10

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係