大谷翔平33号「9戦6発」で2年連続40本塁打に現実味! トラウト復調が大きなプラス材料
ここにきて本塁打を量産し始めたのがエンゼルスの大谷翔平(28)だ。
日本時間8日のタイガース戦で33号ソロ。直近9試合で6本の本塁打を放っている。
特筆すべきはプレーオフ進出が濃厚な強豪チームからも一発を打っている点。ひとつでも多くの白星を重ねたいチームが強打者との勝負を避けたいと考えるのは当然で、ア・リーグの申告敬遠が最も多いのは55本塁打のジャッジ(ヤンキース)の14。これに続くのは大谷の13。そうやって勝負を避けられながら、6本のうち2本はヤンキース戦、1本はブルージェイズ戦で放っている。
残り25試合。大谷は昨年の46本に続いて、2年連続40本塁打をマークできるか。
大きなプラス材料は大谷の前を打つ2番のトラウトが調子を上げていることだ。8日のタイガース戦では4試合連続となる32号本塁打。相手投手にしてみれば、トラウトとの勝負に神経をすり減らすうえ、大谷をむやみやたらと歩かせて塁を賑わせたくない。つまりトラウトが好調なだけに大谷と勝負せざるを得ない状況になりやすいのだ。