2022年は当たり年! ゴルフ女子プロルーキーの素顔と実力【前編】
阿部未悠(21歳・158センチ)
今年、話題になったのは5月のリゾートトラストレディス最終日。12番パー3でプロ初のホールインワンを達成。賞金800万円を獲得してマスコミに大きく取り上げられた。自身はこの大会で今季最高の5位に入ったが、優勝したのは同じ北海道出身の小祝さくら(24)。かつて同じスクールに通っていた小祝への憧れが、プロを目指すきっかけとなった。
昨年6月、2度目のプロテストで合格。身長155センチ。ドライバー平均飛距離は236ヤード。飛ばし屋ではないが、曲がらないのが強みだ。QTランク23位で出場している今季は、前週まで27試合でベスト10入り4回、予選落ち10回とパッとしないが、第1回リランキングは11位にアップして9月のミヤギテレビ杯までの出場権は確保した。西村優菜、古江彩佳、吉田優利らが活躍するプラチナ世代。今季中にはツアー初Vでファンに顔と名前を覚えてもらいたい。