巨人フロントが温める原監督の“解任”条件 ファンは退陣求めるも自ら辞める気サラサラなし

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 早々に優勝争いから脱落した今季の巨人原辰徳監督(64)は球団の黒歴史を塗り替える可能性がある。

 最下位で終わるようなら、長嶋茂雄第1次政権1年目の1975年シーズン以来、実に47年ぶり2度目の屈辱だ。通算16年目の指揮を執る原辰徳監督は昨オフ、新たに3年契約を結んでいるものの、低迷によって巨人周辺で去就問題がくすぶり始めているのだ。

「ただ、面の皮が厚い原監督は、2年連続のV逸が決まっても、自ら身を引く気はなさそうで、来季の新外国人選手発掘のために、海外スカウトをメキシコなど中南米諸国へ派遣させているし、2年ぶりに解禁するFA補強に向けて、水面下では目玉候補の西武・森らを調査している。来月のドラフトのために、四国担当スカウトをU18W杯が行われている米国に派遣したりと精力的。来季の補強の準備を着々と進めています」(球界関係者)

 そんな原監督に対し、SNS上は「最下位なら歴史的な屈辱。さすがに辞めざるを得ないのではないか」といった「退陣」を求めるファンの声があふれている。

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