森保JのキープレーヤーMF守田英正を直撃「米国戦のアシストのような形を少しでも多く」
実際、守田は米国戦のMVPにふさわしい働きを見せ、遠藤航(シュツットガルト)とのダブルボランチは絶妙な距離感を保ち、攻守両面で好バランスを形成。前方の鎌田やサイドの伊東、久保建英(レアル・ソシエダ)の良さを引き出した。
「守田君が後ろから声を掛けてくれて動きやすかった」と久保も感謝していたが、チームを動かすダイナモとして守田は大いに光った。彼が必要不可欠な存在になったことを色濃く示す一戦だったのは間違いない。
森保日本で本格的な戦力として位置付けられたのは、2021年3月の日韓戦以降という遅咲きの彼だが、その後の成長スピードは凄まじい。W杯アジア最終予選でも節目となった同年10月の豪州戦(埼玉)から3ボランチの一角に君臨。遠藤、田中碧(デュッセルドルフ)とともに安定感をもたらし、森保日本の流れを大きく変えた。そして4-2-3-1への布陣変更によって遠藤とダブルボランチを形成。新鉄板コンビとしてカタールW杯本大会に挑む。
■チームを動かすダナイモ