日本選手権はコールド負けも…カナフレックス・福間監督が来季リベンジ宣言
「都市対抗に出ないことには監督は辞められない」
しかし、このまま俯いてばかりもいられない。
福間監督の視線は、徐々に来季へと向いている。
「近畿ではある程度、互角に戦えるという手応えはあります。でも、関東のチームは強豪同士で揉まれていることもあってか、非常に強い。ただ、僕らもずっと負け続けるわけにはいかない。現メンバーでは、日本通運戦で投げた迫勇飛(23)や中島洸希(23)が成長を見せてくれている。課題である打撃力の強化については、長打を打てる選手を育てないといけない。本塁打を打てれば最低でも1点を取れる。
素材がいい野手はいますから、僕たち首脳陣がいかに彼らの能力を引き出してあげられるか。新しく加入してくる選手たちもいる。これからも大変は大変やけど、来年はこれまで一度も出場していない都市対抗に何としても出たい。都市対抗に出ないことには(監督は)辞められませんよ」
来夏、並み居る強豪チームをなぎ倒し、夢の大舞台へ歩みを進めたい。