オリ吉田正尚の評価がメジャーで分かれる根拠…守備不安より危惧するのは腰の状態

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 メジャースカウトのだれもがいい打者と認めている。今オフ、ポスティングによるメジャー挑戦がウワサされるオリックス・吉田正尚(29)のことだ。

 プロ7年間の通算打率は.327。2年目以降はすべて3割以上打って、2020、21年は首位打者を獲得した。

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 三振は極めて少ない。ボールにコンタクトする技術が優れている上に、パンチ力も備えている。ここ5年はコロナ禍で試合数の少なかった20年を除いて20本塁打以上をマーク。昨年、今年と、出塁率と長打率を合わせたOPSはリーグトップだ。

 打者として高く評価する球団がある一方で、吉田獲得に二の足を踏む球団があるのも事実。理由は守備と腰にある。

■腰の状態を危惧

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