オリ“メジャー志望”2人の明暗…山本由は脇腹故障も影響薄、吉田正はポスティングNOの可能性
再登板がないまま、日本シリーズが終わった。
先発した初戦で左脇腹痛を訴え、5回途中4失点で降板したオリックスの山本由伸(24)。山なりのキャッチボールやダッシュなどで調整をしていたものの、再び今シリーズのマウンドに立つことはなかった。
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山本が同箇所を痛めるのは2018、19年に続いて3度目。脇腹の故障は癖になりやすいといわれており、山本のメジャー移籍に影響を及ぼしかねない。
山本はメジャー志向が強く、球界では「来年オフにポスティングで海を渡るのは、ほぼ確実」とみられているが、メジャー球団は故障に厳しい。
野球文化学会会長で、名城大准教授の鈴村裕輔氏は「メジャーでは選手は投資の対象という扱いです」とこう続ける。