32アンダーの新記録が飛び出す国内男子の“裏事情”…世界基準とかけ離れた会場選びの弊害
今はレベルの高いPGAツアーを衛星中継で見ており、易しいコースで凄いアンダーパーを出しても喜ぶ人はいない。
日本の賞金王になっても、PGAツアーに行くとなかなか予選も通れないのは日本とコースがあまりにも違い過ぎるからだ。
シード権を失えば日本に帰らざるを得ない。PGAツアーでフル参戦する日本選手は松山英樹だけだ。
ゴルフがグローバル化されてPGAツアーには世界中から選手が集まる。
本当なら日本から10人以上、PGAツアーで活躍する選手がいてもいいはずなのに、世界的な男子選手はなかなか出てこない。それどころか逆に減っている。
国内では若い有望な選手が次々と出現している。世界的なプレーヤーに育てるには日本ゴルフツアー機構(JGTO青木功会長)もやるべきことがいっぱいある。
試合数は急には増えない。しかし、開催コースについては主催者任せにしないでJGTOもアドバイスすべきだ。
日本からPGAツアーに挑戦してすぐ勝てる選手を育てるにはPGAツアーに負けないようなタフなコースで選手を育てるしかない。