ポルトガルW杯初VのカギはC・ロナウド外し “代役”新星ラモスがスイス戦でハットトリック
ポルトガルの新星、FWラモス(21=ベンフィカ)が今大会初のハットトリックを決めた。
スイス戦(日本時間7日)の前半17分、FWジョアン・フェリックスのパスを受けると、エースFWのC・ロナウド(37)に代わって先発したラモスが、ニアサイドをこじ開ける先制弾。後半6分、同22分にもゴールを決めた。同29分にベンチのC・ロナウドと交代し、お役御免となった。
6-1の圧勝で8強。ポルトガル初Vの期待が高まる中、地元紙では「ネットユーザーの70%がC・ロナウドのスイス戦先発を望んでいない。それどころか非難の対象になっている」という結果が報じられていた。
物議をかもしたのはグループリーグ(GL)最終戦の韓国戦だ。C・ロナウドが後半20分に途中交代する際、いら立つジェスチャーをしたことが采配批判に見られたのだ。
すぐさま、「韓国の選手が『さっさとピッチから出ろ』と言ってきたから、『おまえにそんな権限はないから黙ってろ』と言い返したんだ」とサントス監督との不和を否定。弁明する事態となっていた。