メッツ指揮官は千賀にとって最適 かつての「最悪監督」は徹底した管理野球から転換

公開日: 更新日:

 20年に球団を買収した際、自ら監督擁立に動いたコーエンオーナーは、「バック(ショーウォルター監督)は頭脳明晰で、選手から慕われており、勝利を求める文化を築いた」と絶大な信頼を口にしている。

「メジャー1年目の千賀にとって、最適な指揮官です。ショーウォルター氏はヤンキース監督時代、後に黄金時代を築くジーター、ポサダ、リベラ、ペティットらを積極的に起用するなど、若手育成に定評がありました。渡米1年目の日本人投手は、滑りやすいボールや硬いマウンドへの対応に苦労し、実力を発揮できないケースが少なくない。しかし、ベテラン指揮官は多少のことには目をつぶって日本人ルーキーの長所を引き出そうと辛抱強く起用するはずです。不慣れな環境でプレーする千賀には指揮官の存在がプラスに作用すると思います」とは、前出の鈴村氏だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出