巨人ドラ1浅野翔吾が左打席でも快音連発!イチローも「化け物」と評した両打ちの潜在能力
巨人ドラフト1位の浅野翔吾(18=高松商)がプロでもスイッチヒッターとして左打席にも立つ可能性を示唆した。
17日に行われた新人合同自主トレで打撃練習を行い、左打席で鋭い打球を連発。隣では主力の丸が打っており、「スイングと打球スピードが全然違った」と頭をかいたが、黄金ルーキーの潜在能力もかなり高い。
高松商時代は基本的には右で打っていたが、公式戦で左打席に入ったこともある。右と比べると、左は飛距離こそ出ないものの、ミート率は高いという。
あのイチローが2021年12月に高松商を指導した際、左打席からレクザムスタジアムの左中間席へホームランを叩き込んだ浅野に対し、「左打席で左方向にもこんなホームラン打てるの? 化け物ですね」とあ然とさせたことがある。
■浅野は利き手は右、利き足は左
さる球界関係者がこう言った。
「高松商・長尾監督の発案で、高2の秋から本格的に左打席に立つようになり、練習試合では本塁打を打っています。体のバランスを整える目的もあるけど、右打席では苦手な『球速の遅い右投手』か『右のアンダースロー投手』の時に左打席を考えるそうです。浅野は利き手は右、利き足は左という特性もあって、両打ちを器用にこなせるのです」