全国駅伝創設に関わった陸連幹部が明かした意外な本音「五輪につながるとは頭になかった」

公開日: 更新日:

 帖佐氏は続ける。

「改めて考えてみれば男子の大会もやらないよりは、やった方がよかった。長距離育成の弊害にはなっていないし、選手は出身の都道府県を代表して張り切って走っている。中国駅伝の主催は中国新聞、テレビ放映は中国放送だったので、全国駅伝としても系列(キー局)のTBSで放送したい意向があったが、女子と同じくNHKにしてよかった。民放でやっていたら財政面で苦しくなっていたかもしれない。今日のレースを見ても中学生や高校生に優秀なランナーが出てきた。全国女子駅伝からは高橋尚子と野口みずきが五輪のマラソンで金メダルを取った。男子もこの大会を走った選手が五輪で日の丸を揚げてくれたらこのうえない喜びだ」

 この日、区間賞を取った増子陽太(福島・鏡石中3年)や吉岡大翔(長野・佐久長聖高3年)あたりに期待したいところだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  5. 5

    露呈された韓国芸能界の闇…“兵糧攻め”にあうNewJeansはアカウントを「mhdhh」に変更して徹底抗戦

  1. 6

    大阪万博ハプニング相次ぎ波乱の幕開け…帰宅困難者14万人の阿鼻叫喚、「並ばない」は看板倒れに

  2. 7

    大阪・関西万博“裏の見どころ”を公開!要注意の「激ヤバスポット」5選

  3. 8

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  4. 9

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  5. 10

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い