松田宣浩が巨人で「熱男」旋風宣言も厳しい現実…右の代打争い激化、今季中の“引退勧告”も
17年間プレーしたソフトバンクを退団し、巨人に加入した松田宣浩(39)が24日、川崎市のジャイアンツ球場で自主トレを公開した。
自ら新人合同自主トレの中に入り、ドラフト1位・浅野らとノックを受ける場面もあり、「僕もジャイアンツ1年目。まずはジャイアンツのために勝利に貢献する。(本塁打を放った際に絶叫する)『熱男』旋風を巻き起こしたい」と熱く語った。
とはいえ、置かれた状況は厳しい。今オフは広島から38歳・長野も復帰しており、40歳・中島と合わせると役割が重なる「アラフォー」の右の代打要員が3人になってしまった。先週行われたスタッフ会議後、阿部ヘッド兼バッテリーコーチは「3人は(ベンチに)置けない。いたらいたで走る人(代走)を用意したりとか、そういうのはチームに迷惑。そこは競争」と厳しい見通しを明かしていた。
獲得に踏み切った原監督は「(松田は)『聖域』みたいなものがある」とムードメーカーとして期待を寄せるものの、戦力にならないとなれば、バッサリできるのもまた原監督なのだ。