メジャー組WBC宮崎合宿どうなる? 大谷翔平不参加なら「大正解」、侍J早期合流に障害が…
“男気”がアダ
そこへいくと不安なのはダルビッシュ有(36)ではないか。1月29日付のスポニチによれば、日本の指揮を執る栗山監督には「何でもやります」と言っているそうだし、自身のSNSで宮崎合宿からの合流を表明した。
チーム最年長のエース格が先頭に立ってチームを引っ張るといったあんばいだが、日本にいる以上、大谷同様、現状で実戦登板が可能なのは3月6日からになる。
1日、音声配信「ダルビッシュの言いたい放題ライブ」で「自分は練習試合でも、ライブBP(実戦的な打撃練習)でもイニングさえ投げさせてもらえれば何とかなるんで。別に試合には出なくていいですとは言っている」と話しているものの、いきなり本番でベストな投球ができる保証はどこにもない。
あくまでもダルが宮崎合宿から参加することが前提だが、「何でもやります」という“男気”がもたらす心身への負担は大きく、逆にマイナスに作用しかねないのだ。