【sudden about-face.】エ軍オーナーに「突然の方針転換」させた大谷が生み出す莫大な稼ぎ
エンゼルスのモレノ・オーナーが球団売却話を白紙に戻すと表明した際に、米メディアが使ったフレーズだ。
1月26日付のニューヨーク・ポスト紙は、「エンゼルスはオーナーの方針転換で大谷を保持する可能性を高めた(Angels face much taller odds to retain Shohei Ohtani after owner's about-face)」と報じた。
「About-face」とは「完全な転換」。くだけた表現だと「回れ右!」ということ。“About”は「だいたい」「……に関して」という意味だが、その次の“face”には「向きを変更する」「人に背を向ける」といった意味がある。
米メディアは「方針転換」を表す言葉として、「About-face」のほかに「180-degreeturn(180度の方向転換)」とか、「conversion(転向)」という用語を使っている。“conversion”は宗教を改宗した時にも使われる。
モレノ・オーナーは大谷に関するコメントには応じていないが、球団スポークスマンは「未完の仕事(unfinished business)が残っている」と再選出馬を表明したトランプと全く同じフレーズを使っている。