大谷翔平がSNSで自主トレ公開 仕上がり順調すぎるがゆえにつのる「指マメ」の不安
WBC日本代表の大谷翔平(28=エンゼルス)が順調すぎるほどの仕上がりを見せている。
現在、エ軍のキャンプ地アリゾナ州テンピで自主トレに励んでいる大谷は日本時間3日、自身のSNSに練習の様子を投稿。芝のグラウンドでのキャッチボールやトレーニングルームで下半身や広背筋を鍛える「デッドリフト」をこなす動画を公開した。
先月末にはフルスイングでスタンドに叩き込む打撃練習を披露。今月16日からのバッテリー組のキャンプはもちろん、3月のWBCに向けて状態の良さをアピールしている。
WBCでは先発での起用が見込まれるが、仕上がりが早いからこそ、かえって不安もある。大谷は日本ハム時代、2017年の大会を故障で辞退。ただでさえ今大会にかける思いは並々ならぬものがある。代表合流の時期は未定だが、コンディションの良さから、3月に行われる大会本番で飛ばし過ぎれば、あの“持病”を発症しかねないからだ。
大谷は花巻東高時代からマメに悩まされてきた。昨季は開幕当初からマメに苦しみ、自身初の規定投球回(162)に到達した10月6日のアスレチックス戦では大台こそクリアしたが、5イニング69球で降板した。