広島・秋山翔吾が若手への思い語る「アドバイスはするけど、“まだ超えられないな”という先輩でいたい」
──そうなりたい?
「人格、人望って一瞬では出来上がらない。僕はコーチじゃないけど、若手が聞いてくれるのをうれしく思うタイプ。アドバイスした上で、『でもまだ超えられないな』という先輩でありたい。きのうの1本は、自分の中で意図があったし、周囲に『おっ』と思わせて信頼を得るという意味では、いい本塁打だったかもしれません」
──広島での使命は?
「カープには僕のように外から入ってくる選手が少ないので、良き伝統はいいとして、慣れてしまった習慣のようなものを指摘して、新風を吹き込めたらいいなと思っています」
(聞き手=増田和史/日刊ゲンダイ)