著者のコラム一覧
友成那智スポーツライター

 1956年青森県生まれ。上智大卒。集英社入社後、今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流、米国での現地取材も頻繁に行いアメリカ野球やスポーツビジネスへの造詣を深める。集英社退社後は、各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」は日本人大リーガーにも愛読者が多い。

ダルはチャーター機で宮崎入りも…スター選手の自家用ジェット操縦が歓迎されないワケ

公開日: 更新日:

 メジャーのスター選手の中にはパイロット免許を取得して、自ら操縦かんを握る者もいる。その代表格が18年にMVPになったドジャースのベッツだ。ベッツが自家用ジェットの操縦を始めたのは19年まで所属したレッドソックス時代のことで、17年のオールスター(マイアミ)の移動は遠征先のタンパベイから敵のエース、アーチャーを同乗させて開催地に向けて飛び立ち、操縦かんを握る自分の姿をSNS上で公開した。

■悲しい事故も…

 どの球団も主力選手が自家用機を操縦することを苦々しく思っている。なぜならヤンキースの正捕手で主砲だったマンソンが1979年8月、操縦ミスで墜落死。06年10月には先発投手のライドルが操縦ミスでマンハッタンのビルに衝突する事故で命を落としているからだ。

 それでも主力選手の機嫌を損なうことを恐れ、各球団とも渋々、容認しているのが現状だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された