ダル「年俸25億円」はトップ級投手の半値、パドレスはお買い得…バーランダーは59億円!

公開日: 更新日:

 後輩たちに惜しみなく助言すれば、夜は投手陣だけでなく野手たちとも親睦を図る──宮崎合宿のダルビッシュ有(36=パドレス)は、とにかく精力的で上機嫌だった。

 なにしろ宮崎合宿に参加した、ただひとりの大リーガー。実戦を積めるメジャーのキャンプをパスしてまで足を運んだのは、最年長選手としての自覚もあるだろう。

【写真】この記事の関連写真を見る(15枚)

 合宿を打ち上げた日には「世界一をとりたいというか、なるべく長く野球したいなって。一日でも長くしたいって思いはもちろんあります」とコメントした。

 そんなダルに関して、してやったりなのが所属球団のパドレスだという。東海岸の代理人関係者の話。

「ダルは宮崎合宿が始まる直前の2月9日、パドレスと今季から6年総額約148億円で契約を延長した。35歳以上で6年以上の契約はメジャー史上初。42歳までの長期契約だけに飛び付いたのかもしれませんけど、年平均は約25億円。昨年12月に39歳でメッツと2年契約を結んだバーランダーは年平均約59億円ですからね。メジャーでトップクラスの投手は年に40億~50億円が相場だけに、ダルはその半分で契約したことになる。パドレスにしてみれば、ダルが今後3年間しか働かなかったとしても十分、元が取れます」

 パドレス側からするとお買い得な契約にもかかわらず、ダルは長期契約に感謝して、気分良く宮崎で調整している。海の向こうにいるパドレスのフロント幹部は笑いが止まらないに違いない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    佐々木朗希「開幕メジャー確約なし」のナゼ…識者は《朗希サイドの非常識な要求》の可能性を指摘

  2. 2

    佐々木朗希の「独りよがりの石頭」を球団OB指摘…ダルやイチローが争奪戦参戦でも説得は苦戦必至

  3. 3

    下半身醜聞の西武・源田壮亮“ウラの顔”を球団OBが暴露 《普通に合コンもしていたし、遠征先では…》

  4. 4

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

  5. 5

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  1. 6

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 7

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  3. 8

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  4. 9

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  5. 10

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース