WBC優勝候補ドミニカに暗雲…主砲ソトが離脱危機、ゲレロが出場辞退したばかり
日本時間8日に開幕するWBCの優勝候補ドミニカ共和国に暗雲である。
パドレス・ダルビッシュの同僚で、主砲のフアン・ソト外野手(24)が左足ふくらはぎの張りを訴えて出場が危ぶまれているのである。
同代表の集合日は7日だったが、ソトはパ軍のキャンプ地アリゾナ州ピオリアに残って別メニューでの調整を強いられている。
米メディアに対しソトは「(患部は)かなり回復しているが、球団は万全を期すため、慎重になっているようだ」と説明した。
ソトは2020年に首位打者(打率.351)のタイトルを獲得するなど、勝負強いことでも知られる。大リーグ公式サイトによれば、仮にパ軍が出場を容認しても、外野の守備には就かず、DHなどの限定的な起用になるという。
ドミニカは投手、野手ともメジャーを代表する選手が揃うが、5日にはエンゼルス・大谷のライバルであるブルージェイズ・ゲレロが右膝を痛めて出場を辞退したばかりだった。