専大松戸・平野大地 最速151→140キロ台前半に“ガタ落ち”でもドラフト上位候補の根拠
セ・リーグ球団のスカウトはこう言う。
「平野は高校で身長が10センチ、体重が20キロも増えた選手。体がまだ出来上がっていません。それでも150キロを投げられるポテンシャルがあるのだから、いまの時期に無理をさせず、球のキレや制球を磨くのはむしろいいこと。実際に球のキレや制球は良くなっていたからね。今日は序盤で硬さが気になったけど、後半は持ち直した。僕は次戦に注目したい。肋骨を痛めた影響で昨秋は救援での登板のみ。体に不安があるから、初完封した次戦で満足に力を発揮できるか。課題はあるけど、素材型という意味で、やっぱり上位候補ですね」
次戦は26日、高知(高知)と履正社(大阪)の勝者と対戦する。