大谷もジャッジもいない極貧球団レイズが今季メジャーで唯一開幕10連勝の秘密
■スーパースターはチームでは“足かせ”に?
戦い方もデカい。
「オープナーや極端な守備シフトを他球団に先駆けて取り入れたし、日替わりの猫の目打線にしても相手投手に対して少しでも優位に立つため。監督やコーチには、フロントが編み出した戦略の意図を選手にしっかりと理解させるコミュニケーション能力を求めた。旧態依然のしきたりや常識が色濃く残るメジャーに新たな手法を取り入れるには、選手一人一人がそれを理解し、信じることが必要だからです」(同)
レイズには本塁打記録を作ったジャッジや、二刀流でMVPを獲得した大谷のようなスーパースターは皆無。というか飛び抜けた存在は、選手を駒のように扱うレイズのようなチームでは“足かせ”になるだけではないか。
いずれにせよ、大金を注ぎ込んで選手をかき集めながら結果が伴わない金満球団がアホらしくなる話ではある。