青学・原晋監督“クレディ・スイス債”紙切れ 講演料、印税がパー…選手は管理できても資産は?
《紙切れになりました》
6日、コメンテーターを務めるフジテレビ「イット!」でこう語ったのは、箱根駅伝で青山学院大学駅伝部を6度の優勝に導いた原晋監督(56)。
経営危機に陥ったスイス金融大手「クレディ・スイス」は、スイス金融大手「UBS」に買収されたものの、原監督が投資していたクレディ・スイスの「AT1債」が紙切れになってしまったというのだ。被害額はサラリーマンの年収の数年分、およそ数千万円と見られている。老後の温泉旅行のためにコツコツためてきた貯金がパーになっただけに、怒りを隠せない原監督。
証券会社の営業マンに勧められるがまま、ローリスク商品だと思い購入したが、その際、リスクに関する説明はなかったという。
「債券にもランクがあって、一般社債に比べてAT1債は金利が高く、ハイリスク商品という位置づけです。結局、クレディ・スイスはUBSに救済されたので、皮肉なことに株式は紙くずになりませんでした。原監督は金融の知識がなかっただけに、資金管理ができておらず、プロの甘言にまんまとハマった形です」(市場関係者)