西武・栗山巧の史上17人目通算1000四球が証明する「39歳でもあと3年は現役安泰」
1000四球が示すように選球眼は健在。それどころか、23日は4打席4四球と、いよいよもってその「眼」は研ぎ澄まされているかのようだ。打率.095に対し、出塁率は.367。今季は「5番・DH」か代打での出場だが、つなぎの打者と考えれば最低限の役割は果たしている。そうした部分も営業面のみならず、首脳陣に重宝されてきたゆえんだ。
四球記録について、日刊ゲンダイに「何とも表現するのが難しい記録ですね」と苦笑いしつつも、「それだけ打席に立たせてもらってるということです」と話していた。ある程度は引き際を自分で決められるくらいの実績はある。本人が望めば、あと3年は安泰か。