打者・大谷翔平を悩ますルーキー投手の包囲網…今季は“初もの”との対決で苦戦必至
打者大谷にとって今季はメジャーを代表するエース級はもちろん、ルーキーが難敵になりそうだ。
今季は投打とも有望な若手が現れた。先発投手ではアストロズの右腕ブラウン(24)が5試合で3勝0敗、防御率2.37、レイズの右腕ブラッドリー(22)が3試合で3勝0敗、防御率3.52と好スタートを切った。
救援投手ではカージナルスの左腕トンプソン(25)が10試合で1勝1敗、防御率3.27と好調だ。
打者ではドジャースのアウトマン外野手(25=右投げ左打ち)が打率.316、7本塁打、19打点と、自軍の強打者と比べても遜色ない。レンジャーズのヤン内野手(25=右投げ右打ち)も打率.281、5本塁打、16打点で三塁の定位置を確保した。多くの球団で開幕から抜擢した新戦力が結果を残しているが、中でも投手には苦戦する可能性が高い。
実際、今回のアスレチックス戦では、いずれも160キロ右腕であるルーキーのミラー(24)とメディーナ(23)に対し、計6打数無安打2三振に終わったように、初対戦や打席数の少ない投手を苦手にしているからだ。